岩棚

【音声ガイド】

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阿井川を眼下に約200㍍の絶壁「岩棚郭」がある。この自然の要害により南西の守りは鉄壁であった。

岩棚の上に物見櫓があった。
今でも「ヤグラ」の地名が残り,阿井川を左右に見渡せば,平田から河内,下鴨倉方面,向かいの大高丸と監視の場所である。
途中には土塁が築かれた矢倉跡があり,三の丸からの敵の侵入に備えた。

三沢城 岩棚(いわだな)

岩棚の上に物見櫓があった。
今でも「ヤグラ」の地名が残り,阿井川を左右に見渡せば,平田から河内,下鴨倉方面,向かいの大高丸と監視の場所である。
途中には土塁が築かれた矢倉跡があり,三の丸からの敵の侵入に備えた。

 

                             土塁

【備考】

櫓(やぐら)とは日本の古代よりの構造物・建造物、または構造などの呼称。矢倉、矢蔵、兵庫などの字も当てられる。

木材などを高く積み上げた仮設や常設の建築物や構造物。(見世物小屋や相撲、祭りの太鼓櫓・火の見櫓などの物見櫓等)
古代からある城等に建てられた矢を納めた倉庫兼発射台、防衛用の仮設の掘立建物。(物見櫓(井楼)など)
近世の城郭に建てられた矢や鉄砲を発射するための重層または単層の建造物。
構造部位の名称(船櫓・炬燵櫓など)・技の名称(相撲の技・将棋の陣たて)